2015年10月7日水曜日

度数が異なるメガネやコンタクトレンズ(カラコン)を交互に使うと目が悪くなるのですか?(カラコンレンズの度数)

度数が異なるメガネやコンタクトレンズを交互に使うと目が悪くなるのですか?(レンズ度数)




カラコンレンズ度あり 


出かけるときにカラコン(度あり)を使って、家では目が疲れるので、メガネを使うというケースってよくありかと思います。
目の健康のためにカラコンを装着する時間に制限があるというので、メガネ併用しています。

金銭的にメガネを新しくしておらず、メガネの度数とカラコンの度数が違っている状態です。
目にとって有害なのか調べてみました。


目の機能は一般的に10歳前後まで発達をするようになります。
したがって、目は完全に成熟する前の10歳になる前には、正確な屈折以上の矯正が非常に重要です

もしこの時期に適切な屈折以上の矯正がされていなければ、弱視に陥る可能性があります。

しかし、10歳以降、視力の発達が完了した後は、眼鏡やレンズの度数にある程度の誤差があっても弱視に陥ったりする場合は非常にまれです。

そのため、レンズや眼鏡を着用したときに不快感を感じない程度の差であれば、それだけで使用いただいても問題が生じる可能性はほとんどないとみて良いです。



カラーコンタクトレンズの見方(レンズの仕様)

レンズデータとは、BC(ベースカーブ)、PWR(度数)、DIA(直径)、CYL(乱視度数)、AXIS(乱視軸)、AD(遠近時校正もでき)などのコンタクトレンズの機能を表示数値を指します。
通常のレンズの箱のパッケージに記載されているので、それを確認してください。



BC(ベースカーブ)とは
レンズのカーブの状態を表現する数値です。眼に合わせてレンズもカーブを描いており、眼球のカーブとレンズのカーブが合わない場合は、レンズを着用したときに違和感を感じたり、レンズのフラ現象があることがあります。※ 必ず眼科で検査を受け、自分の眼に合ったベースカーブカラーレンズを着用してください。



度数とは

レンズが視力を矯正する程度の数値を指します。近視矯正の場合には、マイナスの数値が大きいほど、補正精度が大きくなります。逆に遠視の程、プラスの数値が大きくなります。
コンタクトレンズの数値は、眼科での特別な機器を使用しない場合は、測定することができない数値なので、初めてコンタクトレンズをご使用の場合は、必ず眼科で処方を受けてください
。※ 注意点:視力検査や眼鏡の度数とは完全に別の数値です。


DIA(ダイア)とは、
カラコンのレンズの直径です


乱視用のカラコン
乱視の補正したカラコン、CYL(乱視度数)、AXIS(乱視軸)の数値

※ 必ず眼科で検査を受け、自分の眼に合った乱視補正レンズを着用してください。










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